作詞家・詩人覚 和歌子

覚 和歌子 物語詩集『ゼロになるからだ』

収録作品
「鬼の素」
「秘かの桜」
「おみやげ」
「拝啓 陶芸家様」
「作用」
「龍の庭」
他 全25編収録

巻末に谷川俊太郎氏による
「ふだんは見えない道」

出版社 レーベル(レコード会社)徳間書店(編集・発行 スタジオジブリ出版部)
商品番号 ISBN ASIN4-19-861511-X
価格1,680円(税込)
- 覚さんからのコメント -私の詩作の歴史は、そのまま朗読の歴史のことです。
近所の珈琲屋 Ancle・BuBu で開いた「テレプシコール」、夫の入船亭扇辰と続けてきた「噺詩の会」などで、声を出して読むために、聞き手との一期一会の時間を共有するために、言葉たちは生まれました。
活字になって黙読されるとき、また、自分以外の誰かの声に出して読まれるとき、この言葉たちの持つバイブレーションが、この世の中にどのような作用を起こすのかは、私にとっての新しい楽しみです。
読むたびに、たった今出会ったばかりのように向き合える本であればと願う著者です。