初期のジョニ・ミッチェルを想起させるサウンドに立ち上がるのは晩秋のキャンパスの風景。大学卒業前の覚は、社会人化することに意味不明の抵抗をしつつ、一生無責任に生きていけないものかと思っていた。吉野弘志さんのベースプレイににじむ大人の色気が「世間」というものの複雑な魅力を教えてくれる。
作曲:鶴来正基 編曲:鶴来正基 Acoustic Piano & Shaker 鶴来正基 Contrabass 吉野弘志 Percussion 古島知久