作詞家・詩人覚 和歌子

わたしは青空

思いもよらない 別れの午後は
ありがとうも さよならも
何ひとつ 言えずじまい
 ふいに途切れる 人生だったら
 もっとやさしく すればよかった
強いふりして こらえるあなた
こんな ときぐらい
声上げて 泣いたらいい
 やつれた頬を はさんだ両手
 名残のキスぐらい 気づいてよ
青空
祈りの言葉に 私はほどけて溶けてゆく
青空
あきらめきれない気持ちのままで
笑って泣いた ふたりの暮らしは
あんまりにも ささやかで
いとおしむ 間もなくて
 一秒ごとが 宝石だったと
 なくしてはじめて 気づくのね
見果てぬ夢を 数えたままで
そよ風 揺れたら
梢から 旅立つの
 また会えたら その時はもう
 抱きしめてはなさずに いてほしい
青空
過ごした時間の長さじゃ はかれぬ仕合せ
青空
あなたに出会えて ほんとによかった
青空
祈りの言葉に 私はほどけて溶けてく
青空
いつでもここから あなたを見てる
青空
いつでもここから あならたを見てる