作詞家・詩人覚 和歌子

sym-dream

つかの間なのは夜
セロファンの記憶たちはがす
まぶたの裏側へ
空中の巨大湖
めくるめく波の底
ふたりは出会うのさ
東と西に隔たれて 僕らは一つの夢を見る
触れ合うよりも鮮やかに 終わらぬ夢が帰る場所
つかの間なのは夜
ビバーチェの足取りで駆けた
光るダイナソス
世界が夜だけで
できていればいいのに
このまま 離さない
永遠なのは夜
ジグソーのかけらたちつなぐ
この世の裏返し
天使の船団は
約束を果たすため
時間を溯る
東と西の地の果てで 僕らは同時に夢を見る
ベッドにカラダを置き去りに 終わらぬ夢に帰り着く
永遠なのは夜
反転する三日月と夜
ふたりだけのウィジョン
世界は夜だけで
できていればいいのさ
このまま 離さない