2010年5月26日 valb モモランチレーベルより発売!アバンギャルドの森を通り抜けたあとの青い空覚 和歌子2枚組セカンドアルバムカルミン

2枚組セカンドアルバム『 カルミン 』

発売日: 2010年5月26日
レーベル: valb・モモランチ レーベル
商品番号 : DDCZ-1676 / DDCZ-1677
価格: 3,500円(税込)
* 歌詞誤表記に関するお詫びと訂正

「アバンギャルドの森を通り抜けたあとの青い空」 

ファーストアルバム「青空一号」から5年、 詩人・覚 和歌子がシンガーソングライターとして沁みるような名曲の数々をたずさえて帰ってきました。
前回に引き続きムーンライダーズの岡田徹をプロデューサーに迎え、覚 和歌子が心から敬愛する作家陣と前作にもまして濃密なコラボレーションを実現しています。
さらに深くなったアコースティックテイストには5年間の熟成を経て余分なものをそぎ落とした精神性の深まりを、またベテランから新人まで幅広いミュージシャンの起用によるみずみずしいサウンドの味わいには<死ぬまで少女>の青二才ぶりを、いずれも存分に感じて頂けることと思います。

「夕焼けは星空のはじまり」は、覚 和歌子が詩人・谷川俊太郎と共同監督した映画「ヤーチャイカ」(2008年公開/主演・香川照之、尾野眞千子)の主題歌のカバー。作家、ボーカリスト、など、各方面から絶賛の名曲です。
「星つむぎの歌」は、平原綾香のカバーですが、もともと山梨県立科学館が拠点となって作られた曲です。山梨日々新聞紙上で行なった公募によるリレー形式の作詞企画で、覚和歌子はこの企画の発案と監修、選定、補作を行なっています。山梨出身の土井宇宙飛行士が2008年スペースシャトル搭乗時に応援歌として、ウェイクアップコールとして流れ、また2009年NHK全国学校音楽コンクールでも「今年のテーマ曲」として全員合唱で歌われ音楽之友社より譜面化されました。
その後、手話合唱の考案や、覚本人による物語絵本化もされ、教育や福祉の現場でこよなく愛され続けるスタンダードソングとなっています。

その他、「死にそうな日の笑い方」における覚のボーイズボーカルの新境地、「風の丘」での坂東次郎の入魂のギタープレイ、「もうパリになんか行かない」の鶴来正基による光溢れるピアノサウンド、「車輪とすずめ」の抱腹絶倒のコーラスワークなど聴きどころは満載。ライブで人気を博している楽曲たちに、2曲の書き下ろしを加えてお届けします。

さらに昨今各地でおこなうイベントのたびに要望されていた自作詩朗読のCD化を、2枚目のディスク「音声詩集 からだ」として組み合わせることで実現しました。
朗読者としても定評ある、言葉と声によるもうひとつの覚 和歌子ワールドをお楽しみ下さい。
(文中敬称略)